ただいまの展示

▼収蔵品展No.20
展示期間:2019年3月1日(金)~4月30日(火) ※最終日は18:00まで

試聴器

試聴器1~3◆レコード「アーティストファイル:バディ・リッチ①」
◆バディ・リッチ(1917~1987)
ニューヨーク市出身。1歳の頃からドラムスティックを握ったといわれ、11歳にしてバンド・リーダーを務めました。ジョー・マーサラ、トミー・ドーシー、チャーリー・ベンチュラなど数々の楽団に在籍しながら、圧倒的なドラム演奏で人気を得ます。1960年代後半からは自己のビッグバンドを率いて、若手の育成にも力を入れていきました。パワー、スピード、スウィング感、エンターテイメント性などどれをとっても優れ、後進のドラマーに大きな影響を与えました。アメリカが生んだ20世紀最高の白人ジャズドラマーです。

試聴器4◆CD「ジャコ・パストリアス」
◆ジャコ・パストリアス(1951~1987)
ペンシルベニア州出身。1976年に伝説的なデビュー作「ジャコ・パストリアスの肖像」をリリース。ウェザー・リポート在籍時はロック顔負けのプレイで観客を熱狂させ、オリジナルメンバーを上回る存在感を見せつけるも、自ら率いたビッグバンド「ワード・オブ・マウス」時代からアルコールとドラッグに溺れ、奇行が目立つようになり、35歳で不慮の死を遂げました。
フレットレス・ベースでのメロディ弾きやハーモニクス演奏、超絶な速弾きと凝ったフレージング、デジタルディレイを駆使したループプレイなど、エレクトリックベースの可能性を極限まで広げたプレイヤーとして、現在もリスペクトされています。

試聴器5◆プライベートテープ「動と静―ドラムで彩る日本ジャズ」
バディ・リッチに負けず劣らず、日本にも強烈な個性でリーダーを務めるドラマーがこれまで数多く登場し、現在も活躍中です。 今回は富樫雅彦、ジョージ大塚、森山威男、村上"ポンタ"秀一、本田珠也そして奥平真吾という、若い頃から日本ジャズ界をリードしてきたドラマーをフィーチャーした音源をお聴きいただきます。

試聴器6◆八田裕介コレクション(CD)「綾戸智恵」
岡崎市在住で、女性ジャズ・ボーカルに特化してレコードやCDを収集していた故八田裕介氏。ご遺族から寄贈された膨大な資料を活用すべく、試聴器ではCDアルバムを展示します。今回は、日本人ジャズボーカリストより綾戸智恵を特集。(絵・恵について、リスト・キャプションは当時の表記で記載)

中央展示

◆レコードジャケット展示「追悼―ルグラン、エニス、ジャーマン」・八田裕介コレクション(レコード)
中央展示では、惜しくも今年亡くなったばかりのミシェル・ルグラン、エセル・エニス、ジョセフ・ジャーマンを採り上げ、プロフィールと共にレコードを紹介します。八田裕介コレクションからは女性ジャズボーカリストを、独特のスキャットで魅了するアーシュラ・ズディアック、広いジャンルを歌いこなすウッシ・ブリューニングのレコードを紹介します。

北面展示

◆次期試聴予定レコード「アーティストファイル:バディ・リッチ②」
次回試聴器で展示予定の「アーティストファイル:バディ・リッチ②」のジャケットを先行して紹介します。
試聴器には2019年5月1日から展示予定です。

書籍その他

◆雑誌・書籍、その他「バディ・リッチの横顔」
スイング・ジャーナルやジャズ批評など、日本のジャズ雑誌に掲載されたバディ・リッチ関連記事やレビューを紹介します。ビッグ・バンド・リーダーでありながら実は譜面は読めず、スコアはすべて記憶して指示していたという秘話や、バンドメンバーに厳しく、またそれ以上に自らに厳しかった彼のストイックな姿勢には驚かされます。試聴器のレコードとあわせてお楽しみください。

展示リスト ◆PDFダウンロード
【収蔵品展示No.20展示リスト】