ただいまの展示

▼収蔵品展示No.11
展示期間:平成29年7月1日(土)~8月31日(木)
※展示最終日 8月31日(木) は、展示替え作業のため18:00に閉館します。

試聴器

試聴器1~3◆レコード「ARGO/CADET―Part2」
モータウンと並ぶブルース及びR&Bの老舗レーベル「チェス」のジャズ部門として、1955年頃に創立されたアーゴ(イギリスに同名のレーベルが存在していたことから1965年「カデット」に改称)。
シカゴを拠点に、アーマッド・ジャマル(p)やラムゼイ・ルイス(p)など、地味ながらもいぶし銀の魅力をたたえたミュージシャンのアルバムを精力的にリリースしてきました。一般にレコード番号の600番台がジャズ、ソウルやポップスに近いものが4000番台とされています。
1971年に創業者の一人、レオナード・チェスが他界すると、GRTに買収され、さらに別会社へと移るうちに活動を停止してしまいます。しかしユニヴァーサル・ミュージックの傘下となった現在、旧譜が再発されるようになり、ファンを喜ばせています。日本ではオーディオ雑誌編集者の菅原正晴氏がARGO/CADETの熱心なコレクターとして有名です。

試聴器4◆CD「晩年のチェット・ベイカー」
映画「ブルーに生まれついて」で再び脚光を浴びているトランペット奏者兼ボーカリスト、チェット・ベイカー(1929~1988)。麻薬トラブルに見舞われながらも再起を果たし、ジャズメンとしての人生を貫き通した彼の、最晩年の活動を記録したCDを紹介します。

試聴器5◆プライベート・テープ「30イヤーズ/40イヤーズ」
今からちょうど30年前(1987年)及び40年前(1977年)のプライベートテープ音源をお聴きいただけます。
渡辺貞夫と日野皓正との共演、菊地雅章のソロピアノ、高柳昌行率いるTEE&COMPANYによるアストル・ピアソラの楽曲など、聴きどころ満載です。

試聴器6◆八田裕介コレクション(CD)「女性ジャズボーカルの宝庫」
岡崎市在住で、女性ジャズボーカルに特化してレコードやCDを収集していた故八田裕介氏。ご遺族から寄贈された膨大な資料を活用すべく――試聴器ではCDアルバムを展示します。
今回から日本人ジャズボーカリストを紹介。高村緑、チカ・シンガー、土岐麻子の3名をお聴きいただけます。

中央展示

◆内田修ジャズコレクション(次回試聴予定レコード)「アーティストファイル―ビリー・ヒギンズ」
中央展示の前半では次回試聴レコードのジャケットを紹介。
今回取り上げるのはジャズ界随一の多忙ドラマーとして知られたビリー・ヒギンズ(1936~2001)。
セロニアス・モンク、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、オーネット・コールマン、リー・モーガン、シダー・ウォルトン、ジャッキー・マクリーン、ロン・カーターやパット・メセニーなど、主流派からフリー系まで、共演した著名ジャズミュージシャンは数知れません。 1986年のアカデミー賞受賞映画「ラウンド・ミッドナイト」にゲスト出演したほか、ジャズ以外にも数多くの録音に参加しています。
アート・ブレイキーのように強い個性を発揮するタイプではありませんでしたが、数えきれないほどのアルバム参加が、彼のマルチな才能を物語っています。

◆八田裕介コレクション(レコード)「女性ジャズボーカルの宝庫」
八田裕介コレクション(レコード)からは女性ボーカリストのレコードジャケットをご覧いただけます。
今回はレイニー・カザン、ラニ・ホール、ラヴァーヌ・スミスを紹介します。

北面展示

◆「ジャケットデザイン―カーズ(車)」
レコードジャケットには、中身を紹介するだけでなく、デザインだけで作品として通用するものが多数あり、デザイナーの腕の見せ所でもあります。内田修ジャズコレクションのレコードから、今回は車をモチーフにしたジャケットを集めました。

書籍その他

◆「アーゴ/カデット誌上講義 第2講」
アーゴ/カデットのレコードコレクターとして知られる菅原正晴氏。彼が「ジャズ批評」に綴ったレビューを文中のレコードジャケットとともに紹介します。

※展示リスト ◆PDFダウンロード
【収蔵品展示No.11 展示リスト】