ただいまの展示

▼収蔵品展示No.16
展示期間:平成30年5月1日(火)~6月30日(土)
※最終日 6月30日(土) は、展示替え作業のため18:00に閉館予定です。

試聴器

試聴器1~3◆レコード「レーベル:Black Lion(ブラック・ライオン)」
イングランド出身のレコードプロデューサー、アラン・ベイツが1971年に創設したジャズレーベルです。
ジャズを愛好するレコードコレクターでもあったベイツは、1964年、バド・パウエルのレコーディングをパリで手掛けたことによりプロデューサーとしてデビュー。オランダのフォンタナやイギリスのポリドールといった大手レコード会社で実績を挙げました。その頃手掛けたオーネット・コールマンの二枚組大作「ヨーロッパのオーネット・コールマン」で示したプロデュース力と進取性は、今も高く評価されています。
メインストリーム・ジャズが中心のブラック・ライオンに続けて、ベイツは1972年にジャズの新しい「波」を紹介することを目的に、別レーベル「フリーダム」を興します。どのアルバムも彼のジャズに対する愛情や、ミュージシャンからの信頼が成果として結実しているのが、レーベル最大の特徴といえましょう。

試聴器4◆CD「テナーサックス奏者―エリック・アレキサンダー」
イリノイ州出身。ストレート・アヘッドなジャズを信奉するテナーサックス奏者。
大学卒業後にシカゴで頭角を現し、1991年のセロニアス・モンク・コンペティションで銀賞を受賞。ニューヨークに拠点を移し、クリスクロス、デルマークなどのインディペンデント・レーベルで次々と作品を発表。ジョシュア・レッドマン、ハリー・アレンらと並ぶ実力派中堅ミュージシャンとして活躍中。
また、全編ブルースでまとめたアルバムや名盤「ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン」をトリビュートするプログラムなど、スケールの大きなプレイとジャズ本来の醍醐味を伝える演奏を持ち味とし、日本のヴィーナスレコードからも数々の作品を発表し、人気を博しています。

試聴器5◆プライベート・テープ「ヤマハ・ジャズ・クラブで活躍した女性ボーカリストたち -2-」
日本モダン・ジャズの実験場でもあったヤマハ・ジャズ・クラブでは、絶対数ではやや少ないながらも、笠井紀美子や、弘田三枝子、中本マリなど女性ボーカリストたちも大いに活躍していました。1960末~90年代にかけての同クラブ例会の音源から、女性ボーカルをフィーチャーした曲をお聴きください。

試聴器6◆八田裕介コレクション(CD)「女性ジャズボーカルの宝庫」
岡崎市在住で、女性ジャズボーカルに特化してレコードやCDを収集していた故八田裕介氏。ご遺族から寄贈された膨大な資料を活用すべく――試聴器ではCDアルバムを展示します。今回紹介するのは、マデリン・イーストマン、マイケン、マリレーナ・パラディージの3名です。

中央展示

◆内田修ジャズコレクション レコードジャケット「レコードプロデューサー『アラン・ベイツ』作品群」
中央展示ではレコードプロデューサー『アラン・ベイツ』がプロデュースしたレコードジャケットを、彼の紹介とともにご覧いただきます。

◆八田裕介コレクション(レコード)「女性ジャズボーカルの宝庫」
八田裕介コレクション(レコード)からは、【R】で始まる女性ボーカリスト:ランディ・クロフォード、リタ・ホヴィンク、リタ・モスのレコードを紹介します。

北面展示

◆「ギター・マガジン特集から『ニッポンのジャズ』」
ギター・マガジン2018年5月号「ニッポンのジャズ」は、数々の証言や資料を基に、ジャズ・ギターの視点から日本のジャズ史を紐解く一大特集です。ここで紹介されたギターの名盤のうち、当コレクションでも所蔵しているアルバムを紹介します。

書籍その他

◆「特集:私の好きな一枚のジャズ・レコード②」
あなたの人生の一部とも言えるレコードは、熱く語ることのできる一曲はなんですか?
ミュージシャン、作家、ジャズ喫茶店主など、根っからのジャズ・ファンが選んだ一枚を推薦文とともに紹介した、雑誌「ジャズ批評」の特集『私の好きな一枚のジャズ・レコード』。1978年10月創刊十周年の30号を皮切りに、1980年8月(36号)、1988年10月(62号)、2016年11月(134号)、2017年9月・10月(199号・200号)と断続的に続けられてきました。
展示では、これまであまり取り上げられたことのないレコードを選び、愛聴盤に対して熱く語る文章とともに紹介する第2弾。
何気なく聴いていたあの一枚にも、誰かの人生が映っているかも知れません。

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【収蔵品展示No.16 展示リスト】