ただいまの展示

▼収蔵品展No.22
展示期間:展示期間 2019年7月1日(月)~8月31日(土) ※最終日は18:00まで

試聴器

試聴器1~3◆レコード「レーベル:COMMODORE(コモドア)」
「Commodore―コモドア―」
世界初のジャズ専門レーベルとして、またビリー・ホリデイの名盤「Strange Fruit(奇妙な果実)」を世に送りだしたレーベルとして知られるコモドアは、1938年にミルト・ゲイブラー(1911~2001)によってニューヨークで創設されました。ゲイブラーは父親が営んでいたコモドア・ラジオ・コーポレーションをコモドア・ミュージック・ショップへと改名。1938年1月17日のエディ・コンドンによる初録音を皮切りに、コールマン・ホーキンス、シドニー・ベシェ、ベン・ウェブスター、テディ・ウィルソンなど、スウィング・ジャズ黄金期のミュージシャンたちが次々に新譜をリリースしていきました。
なかでも、ジャズ界永遠の名盤となったビリー・ホリデイの「奇妙な果実」は、彼女の所属するレコード会社が黒人のリンチを取り上げた同曲のリリースを拒否していたために、ゲイブラーがチャンスを掴み発表にこぎつけたという曰く付きの作品です。
ニューヨークのジャズ関係者やファンを惹きつけていたコモドアの常連には、ブルーノートの創設者アルフレッド・ライオンもいました。ライオンは交友のあったゲイブラーの力を借り、誕生間もない頃のブルーノートの苦境を乗り越えたました。コモドアの成功が刺激となって生まれたレーベルとしては、他にダイアルやキーノートがあります。

試聴器4◆CD「ジョン・マクラフリン」
JOHN McLAUGHLIN(g) ジョン・マクラフリン(1942~ )
英国出身。マイルス・デイヴィスのエレクトリック期の名アルバム「イン・ア・サイレント・ウェイ」「ビッチェズ・ブリュー」で注目を浴びました。その後「マハビシュヌ・オーケストラ」や「シャクティ」を結成し、インド音楽への傾倒を強めつつクラシック、フラメンコ、ブルースなどを吸収した独自のジャズを展開。ピッキング、フィンガリングとも高精度かつ高速で、アコースティック、エレクトリックを問わずバリエーション豊かに弾きこなし、現在も精力的に活動しています。

試聴器5◆プライベートテープ「アーティスト―日野皓正」
「春の叙勲」受章者より、旭日小綬章に選ばれたことを記念し、トランペット奏者の日野皓正を特集します。

試聴器6◆八田裕介コレクション(CD)「女性ボーカルの宝庫 ー BETTY...」
岡崎市在住で、女性ジャズ・ボーカルに特化してレコードやCDを収集していた故八田裕介氏。ご遺族から寄贈された膨大な資料を活用すべく、試聴器ではCDアルバムを展示します。今回は6名のボーカリストたちをご紹介します。
それぞれの時代を生きた、同じ"名前"を持つ彼女たちの歌声をお聴きください。

中央展示

◆レコードジャケット展示「追悼 ― ドリス・デイ」
DORIS DAY(vo) ドリス・デイ(1924~2019)
オハイオ州出身。「センチメンタル・ジャーニー」の大ヒットで一躍スターとなる。女優として数々の映画に出演し、中でも1956年アルフレッド・ヒッチコック監督の映画「知りすぎていた男」では、劇中歌「ケ・セラ・セラ」を歌いアカデミー賞を受賞しました。ジャジーなセンスをもつ歌唱力は高く評価されており、数々のヒットアルバムを世に送り出してきた。また芸能界引退後は動物愛護活動に力を入れていたことでも知られています。
2019年5月13日死去。

北面展示

◆次期試聴予定レコード「Concord Jazz(コンコード・ジャズ)に残るギタリスト」
次期試聴器での展示:「Concord Jazz(コンコード・ジャズ)に残るギタリスト」のジャケットを先行して紹介します。 試聴器には2019年9月1日から展示予定です。

書籍その他

◆雑誌・書籍、その他「コモドアのスターたち ― ビリー・ホリデイ、レスター・ヤング、エディ・コンドン」

展示リスト ◆PDFダウンロード
【収蔵品展示No.22展示リスト】